「栗原電鉄」といえば、東北本線石越から西進し、鉱山の街細倉へと続く宮城県唯一の純粋な
私鉄。
所謂「鉄道少年」だった私は、古い直流電車がのんびり往復するその存在を知っていたものの
乗車する機会はなく、その後一時的に鉄研に属していた大学時代にあっても縁遠いままでした。
しかし社会人になってから程なく、「栗電」が合理化のため電車をやめてレールバスに転換する
ことを各種報道で知り、「地元なら行っておくべきかな」と、非電化直前の1994年から転換直後
の1995年まで、合計3度訪れてカメラに収めたのがこれらです。
本格的な撮影というよりは、沿線巡りのドライブついでに撮ったスナップ写真のニュアンスが強
く、原版は当然のことながらネガフィルム。しかも1995年は4月撮影と記憶しているのですが、
1994年の撮影日がどうしても思い出せません。
それでも祖父から譲り受けたニコンEMと広角ズームのみでの記録を補正しつつ整理してみま
した。 |